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​坂本龍馬が駆け抜けたまち

秀吉が天下統一を成し遂げ、その大仕事を引き継ぎ家康は江戸幕府を興します。

そして、徳川幕府は、後にも先にも最も長く日本で戦さがなかった時代を築きました。

 

その平和もいつしか終わりを迎えます。

世は幕末、志士たちが日本を動かし、時代を変えた、その舞台の一つは

何の因果か、またもやこのまち、伏見だったのです。

 

京の都の外港として栄えていた伏見には

人や情報が非常に多く集まっていました。

 

討幕の立役者、坂本龍馬も伏見を駆け抜けた志士のひとり

あの有名な寺田屋事件のときの刀キズは

今も伏見にある寺田屋に残っているといいます。

 

大政奉還がなされ、王政復古の大号令が出されたのち

新体制を作っていくなかで

旧幕府と薩長は激しく対立し、戊辰戦争が起こります。

その戊辰戦争の火ぶたが切って落とされたのは、伏見でした。

 

これが、鳥羽伏見の戦いです。

 

大砲が飛び交い、戦場となったまちは荒廃し

さらには明治維新により鉄道が敷かれたことで

頼みの水運も需要が減少していきます。

 

そんな伏見の復興の原動力となり、支えたのが

今も日本人が愛してやまない“あれ”でした。

 

現在も伏見の代名詞のひとつとなっているあれ、

あなたはもうお分かりですよね…?

 

7につづく

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