実は京都よりも…?

伏見のまちは、実は京都よりも…
いったい何だと思いますか?
なんと実は、伏見のまちは
おおよそ1300年の歴史をもつ京都よりも
古くからの歴史をもつまちなのです!
平安京が遷都される、その以前、都が平城京だったさらに以前から
伏見のあたりでは豪族が力を持ち、ひしめきあっていました。
そして、豪族たちがそういう土地の一部を
朝廷に献上したことによってできあがったのが「平安京」になります。
現在、いわゆる京都、とされている京都御所を中心とするあたりを
取り囲むように、東西南北にたくさん古墳が見つかっています。
南側にも非常に多くの古墳跡が認められ、
それがちょうど現在の伏見にあたるのです。
さて、話を平安京がやって来た頃に戻しましょう
平安京が遷都されると、
伏見は、もと都があった平城京と都が移ってきた平安京の
ちょうど中継地として発展を遂げていきます。
さらにはこの場所は、大阪から京都へ向かう
中継地ともなっていました。
京都・大阪・奈良の3つの大きな都市の
要衝地という立地上の性質が、伏見のまちの性格に大きく影響を与えたのです。
また少し話が先に進んでしまいましたが、
順を追って歴史をみていくことにしましょう。
平安京がやってきてからの伏見、
そのお話は次回につづきます。
